遅らばせながら先日、映画「かもめ食堂」を見ました。
かねてからインテリアの参考になる、との評判を聞いていたので
興味があったんですが、最近になってようやっとDVDをゲット。
確かに良いですね。温もりが感じられるインテリアだな、と感じました。
吊り照明や間接照明に照らされた塗り壁、木に塗られた可愛らしい色。
さりげなく使われているテーブルや椅子も、地元有名デザイナーのものだったり。
家で過ごす時間をとても大事にしているお国柄なんだな、と思いました。
ボクも北欧デザインは大好きです。
でも、ベースとなるのは「和」です。畳は一番優れている床材だと思いますし、
土間、縁側などといった外と家をつなぐ空間が大好きです。
そのような「和」に北欧の家具や中東の敷物などは、とても合うと思いますよ。
----------------------------------------------------------------------------------------------
この「かもめ食堂」でボクが気になったのは、映画で出てくる
コーヒーや食事が、とてもおいしそうだったこと。
小林聡美さんの演技のうまさもあると思いますけど、とにかく一杯のコーヒーが
おいしそうで。
ボクも数年前までは晩酌などせずに、食器洗い当番を勤め、その後
玉山区にある「酒落人」の豆を挽いて、丁寧にドリップして飲んでいました。
一杯のコーヒーを丁寧に淹れる。そんな時間を大事に出来れば、
日常がもっと豊かなものになるのかもしれないですね。