来週から予定している、八幡平の陶芸家の家の改修工事。
この家には特別な思い入れがあります。
1つは、この家の設計が、ボクの友人である
sankoさんのお父さんの設計であること。
基本に忠実でありながら、どこかいいな、と思わせる設計は、さすがです。
まして最近「和」が好きなボクにとっては、まさにお手本にしたい設計事務所です。
もう1つは、こちらの先生ご夫婦の人柄。
たまたま家の前を歩いて、不躾にも気軽に話しかけたボクに対しても気さくに応えていただき、
その上初対面なのに家の中まで見せていただきました。
陶芸だけでなく、古美術にも精通され、先生が体験された中東でのお話など
本当に多方面にわたりお話させていただきました。
帰りには「失敗作だから」といって素敵な御猪口までいただいてしまいました。
先生は一言で言うと、「カッコいい」方です。御年70になられるのに若々しく、
また交遊関係はすごい方ばかりなのに、ボクのような人間にも分け隔てなく対応して
くれます。また、奥様は控えめながら、とても優しく気品にあふれています。
先日の打ち合わせの際、先生から作品をいただきました。
何でも良いよ、と言われ、拝見したものの、素敵なものばかりで迷ってしまい、
もしかしたら高価なものも選んじゃったかもしれないな、と思い、欲しい候補を
持ってきたところ、「全部いいよ」と言われました。
中には展覧会に出展したものもあるようでしたが、全ていただく事に…
改めて自分の不躾さに恐縮しつつも、更に限定の日本酒までいただいちゃう始末。。
いただいた作品をご覧ください。
先生、本当にありがとうございます。
工事も速やかに行えるよう、最善を尽くします。
体調が良くなったら、是非ジビエを食べに行きましょう。