いよいよ始まりましたN様邸。まずは地盤改良からスタートです。
矢巾町は地盤の緩い場所が多く、地震時の揺れ方も盛岡より強くなるそうです。
以前の住宅の状況を確認し、近隣の方からのヒヤリングを行い、更に地盤調査の結果を
踏まえ、地盤改良を行う事となりました。
今回選定したのは砕石で杭を造る工法です。
普通の石を使う事により、産業廃棄物が発生せず、また周辺にも迷惑がかからず、
Co2排出もかなり減らせます。
掘削をすると、柔らかい粘土が出てきます。
更に掘り進めると同じ粘土でも、かなり締まった粘土に変わります。これらの結果は機械
でも出ますが、ボクはついつい石や鉄筋で押して、自分で土の硬さを確認します。
1日で約半分終わりました。
地盤改良が終了し、所定の強さを試験で確認した後、いよいよ基礎工事が始まります。