家を建てる時のイメージに、「明るい家」と良く言われます。
これはもちろん照明による明るさ、ではなく日差しで明るい、という事をイメージ
されていての要望だと思います。
夏場に日差しが家に入ると暑くて不快に感じますが、冬場は暖かさを補填する意味では
有り難いものです。
吹き抜けから入る日差し。
屋根の出(軒)は夏場は日差しを遮り、冬場は家の中に導く役割を担います。
昔の家は今の家よりずっと庇が深く、家の中は薄暗ささえ感じますが、軒下に敷いた
玉砂利の照り返しや障子により明るさを家に導いていました。
温帯湿潤な気候から外壁の木や土壁を守るための軒。
外部と室内をつなげてくれる軒。そこにはまさに陰翳礼賛の空間があったわけですね。
注文していたフローリングが届きました。
とても良い雰囲気です。
工事中の現場が好きです。当社の大工さんや各業者さん、みなさん綺麗好きで、
毎日しっかり掃除しているので、現場はとても整然としているせいもあってか、独特の
美意識さえ感じます。テキパキ仕事をこなす現場の皆さんとの相乗効果もあると思います。
工事中に使う照明、形も色も大好きです。