小規模な模様替え工事の依頼を受け、現地調査に行ってきました。
以前は旅館を営んでいたというお宅。
思わず目を奪われるモノがたくさんありました。
北欧デザイナーモノからアジアのモノが好きになったボクにとって、
まさにお宝だらけのお宅。大事に取っておいたモノを、今は息子さんが
その良さを認識し、このように飾っているそうです。
大工さんが目を奪われたのは、太い梁。
40cm以上はあろうかという梁は、とても安心感があります。
通り土間、障子、常居、太い梁。
部分的に改修工事をしているお宅ですが、こちらのおばあちゃんの
「新しくした部屋より、古いままの部屋の方が落ち着くし、
夏は涼しく冬は暖かいので快適です」
という言葉が印象的でした。
やはり旧家には、家作りの本質がたくさんちりばめられている、と改めて確信しました。
こちらの工事は来週から始まります。