八幡平ギャラリーにはイサムノグチの照明が3つあります。
彫刻家、造園家など、様々な分野で活躍されたイサムノグチは、魯山人とも親交が
あり、陶芸(素焼き)にも没頭し、日本文化に精通した人物。
デザインした照明は「AKARI」という名前で様々なデザインのものがありますが、
共通しているのは和紙を利用しているところ、そして、表情がとても柔らかいと
いったところでしょうか。夕方に点けると、チークのフローリングを素敵に照らしてくれます。
階段の吹き抜けに吊るしている照明は丸みは無いものの、独特の造形美があります。
階段とつながる吹き抜けに吊るすことにより、1階と2階を同時に照らしてくれます。
和室には少し変わった形の照明。左右対称ではない丸みから柔らかに注ぐ灯りで
黒檀フローリングの綺麗な赤味を演出してくれます。