2日目は世界遺産の白川郷へ。
念願だった白川郷は、山間にひっそりと、と思っていたものの、たくさんの観光客で
ごった返していました。
あちこちにきれいな水を引いている場所があり、それがまとまって流れとなっています。

ちょうどこの日は「どぶろく祭り」が開催されており、白川神社に参拝後、いただきました。
甘さ控えめのスッキリとしたおいしいお酒でした。
内部を見学できる建物があり、せっかくなので入ってみました。

釘や金物を使わず、木製のくさび、そして「ねそ」と呼ばれる地元で採れる植物で接合されています。
これで長い間、大雪や地震に耐えてきたのは驚きです。また、この「ねそ」で締められた
屋根は年月と共に強度が増していくと言われています。
その土地に合った形で建て、そしてその土地にあるものを使って建て、結果的にその地域の
風景が形成され、長持ちする。
構造や都市計画の観点からも、昔の建物に学ぶものは多いですね。