K様邸の実施設計図の作成が進んでいます。
今回は屋根の形状が軒が出ているところと出ていないところがあるので、
特に出ていない部分について、なるべく外壁が汚れないような納まりを考えました。
詳細な図面で納まりや窓の配置を検討し、その結果を100分の1のプラン図面に反映させます。
住宅の場合、矩計図はあくまで建築確認用としての使用ということで使い回しする場合も
多いようですが、当社はすべてオーダー住宅なので、平均して3枚程の矩計図を描きます。
展開図も兼用出来るように描くので結構な手間ですが、家の建築という、多額のお金と夢を
託してくださるお客様の事を考えると、ついつい図面も増えて行きます。
熱意をもって誠実に様々な図面を描き、その図面を元にやっと1つの建築が出来上がる。
高層ビルであっても平屋の住宅であっても、その想いに温度差があってなならないと思います。