
秋雨前線はかなりの雨を降らせ、被害が懸念されましたが、K様が
八幡平にお越しになるタイミングで晴天になりました。
現場をご覧いただき、打合せを済ませ、奥様は裏岩手縦走路を歩き、
秋の八幡平を満喫されたようです。

そのK様邸は外壁貼りがほぼ終了。サイディングに比べて細い材料を1枚1枚
丁寧に貼り、更に位置を合わせて釘を打ちました。
ボクも釘打ちをお手伝いしようと申し出ましたが、大工さんから「やめとけ」
と言われました。一見簡単に打っているように見えますが、手を叩かず、
真っ直ぐ打つのはやはり経験が必要なようです。難しいことを簡単そうに
やってのける大工さん。いつもながら頼もしい存在です。

内部は勾配天井の下地が完成しました。これから天井の断熱を施工していきます。
勾配天井は屋根との間の空間が無いため平らな天井に比べ、大工さん、断熱、
電気との連携が大事。業者さんの協力なくしてはうまく進みません。

2階のハイサイドライトからの眺め。
この家の核となる場所に光を導いてくれます。
冬場はこの窓から家の真ん中まで光が入る計算です。
3重サッシでダブルLow-Eガラスですが、寒い冬に光が差して明るい事、
陽だまりのような暖かさを自然のエネルギーで得るように設置しています。

上棟式の際、奥様から建築写真集をいただきました。
ボクが以前ブログでも取り上げた聴竹居の写真集です。
この手の写真集はとっても高価。眺めた後はしっかりと包装に入れて
傷まないように。
いただいたことはもちろんですが、ブログをご覧いただきこの本を選定して
いただいたこと。その奥様のお気持ちがとても嬉しかったです。
本当にありがとうございます。