
基礎と土台をつなげるアンカーボルト。
間隔はもちろん、基礎の中央であり、土台の中央になるように管理しています。
また、ボルトの位置について、地震で建物が揺れる際、力が加わることで動きやすい箇所、
土台と土台が直交する端部、そして土台の繋ぎ目のオス側に必ずいれます。
加えて、在来工法では筋交いが入ることもありますが、筋交いとは柱と柱の間に斜めに設置して
地震時の揺れを抑える役割がありますが、逆を言えばそれだけ力がかかる場所ですので、
筋交いが掛かる根元にもアンカーボルトが設置されるように配置を考えます。
これにより、基礎と土台が強固に固定されるようになり、地震時の引き抜きの力に対して
しっかりと対処できます。
平面図と基礎伏図とプレカット図をみながら検討しますが、見えなくなるところがいかに大事か、
見えないところこそ管理力を発揮するのが、ボクの重要な仕事です。

建て方当日、同級生と久しぶりに食事に出かけました。
いつもお世話になる業者様と、その義理のお兄様とでゴルフをした際、お義兄さんがイタリア料理店を
営んでいると伺い、訪問してきました。
バーニャカウダ、鯛のカルパッチョ、発芽玄米のリゾット、鴨のブルーベリーソースなどを
いただき、お酒もビール、前菜とカルパッチョに白ワインを合わせ、そろそろ赤ワインと
思った頃、奥様が大量の日本酒をテーブルに置かれ、飲み比べをご提案されました。
いろいろな地方の日本酒を飲んでいると自負していましたが、見事に全てがお初なものばかり。
中でもロブションが監修した微発泡のお酒が素晴らしく、そしてイタリアンにも合いました。
アンテナを張っているつもりでも、知らなかった世界はまだまだたくさんあるなぁ、と
奥様の説明を伺いながら独り言ち。
お店を紹介したいところですが、席数が少なく、予約で殆ど埋まり、また営業日も限られているため、
控えさせていただきます。。