住宅事業部では研修のため、21日(金)から22日までお休みをいただきます。
何卒よろしくお願いいたします。
S様邸は外部は外壁貼り、内部は下地入れを行っています。
現在、弊社が標準としている断熱材はセルロースファイバー。
専用のシートを貼って、壁内に吹き込みます。吹込み後は壁の厚さよりも
膨らむので、石膏ボードで押さえつけながら貼っていきます。
一時、セルロースは痩せる、または落ちるという噂がありましたが、これだけ
密に吹き込まれ、更に石膏ボードでギュッと押さえるので、痩せたり落ちる
ことはないものと思います。
下地の間隔が大きいと、石膏ボードが負けてしまうので、他の断熱材を
使う壁より密に入れます。
昔の家の、気密性はないけど夏はひんやり、冬に過乾燥にならない、そんな
室内環境を目指している上で、単に性能値だけで断熱材は選定しないのが弊社の
考え方です。
加湿器、除湿器を稼働しなければ快適にならない住宅は、果たして省エネで
健康的と言えるのか。ウィルスが元気になる室内環境で安心して暮らせるのか。
それらをクリアするために、建築で出来ることを日々模索しています。