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本能的な居場所 ー家ー

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「土地の目利き養成ツアー」を開催した頃に購入した本です。

先日の雨の八幡平で再読してみました。


ーーー ・海でビーチパラソルを立てる、花見やピクニックで木陰に座る。
     強い日差しの元では居続けられないので、本能的な居場所を見つける。
     このことが建築の始まりとも言える。

    ・気候風土を無視した、強引にねじ伏せたようなアクティブな建築デザインは
     無駄な費用と労力を要し、住まい手も建物も疲労していく。

    ・本能的な居場所の感覚を研ぎ澄ませ、道路、隣人との距離と関係を的確に捉える。

    ・先人の経験値が蓄積され、風雪に耐えてきた形。

    ・気候風土に根ざし、個人の趣味嗜好を超えた価値を示す。

    ・刺激的で濃い味はたまに食べれば美味しいが、日常的に継続して
     食べることはできない。

    ・住宅設計とは、淡々とした表現を粘り強く、長いスパンで持続して考えていくこと ーーー


自分の想いと重なる方がいると勇気付けられます。

目立たずも、薄口醤油味でも、そこに住まう方の「ケ」の日常が穏やかに流れることを重視していきます。

「ハレ」の建築は商業建築。「行く」場所には「ハレ」の華やかさ、「帰る」場所には「ケ」の落ち着きが

良いのではないかと思います。  

by gda-314 | 2019-12-04 08:18 | | Comments(0)
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