
先週末はとても良いお天気だったので、娘を連れて下倉へ。
たとえ小学生で、学校が休みでも、ストレスはそれなりに溜まっているだろうと思ったので
連れて行きました。ゲレンデコンディションから今シーズン最後のスキーかもしれない、
とも感じるくらい融雪が進み、駐車場には雪は皆無。周りの雪の雪解け水で泥濘んだ状態。
結果として連れていって良かったと感じました。

日当たりが良かったので北東斜面を選び、少しでも雪質が良いバーンを選んで滑りました。
初めて下倉の頂上から滑った娘。今シーズンは本当に良く頑張りました。
お父さんはといえば、今シーズン2回目のテレマークスキー。娘に付き添ってアルペンスキー
ばかり滑っていたので、不安定さが新鮮に感じ、ビビりながら滑りました。。

会社に籠っていても、やることはいっぱいあります。
計画図から実施図面へと移行。見積の依頼をあちらこちらにメール。
詳細図は縮尺を共通にして、平面詳細図、基礎伏図、矩計図を1つの画面で書きます。
ケアレスミスを極力無くし、常に変更箇所や納まりなどの関連事項を統一させるのに有効です。
よく業者さんや建材屋さんから、「詳細図が多くて助かります!」と言われます。
元々図面描きを生業としていた身としては「図面が無きゃ工事も積算も出来ないでしょ」と
思うのですが、詳細図が無いのが殆どなようです。
矩計(断面詳細)図は同時に展開図も兼ねているので4〜5面程度を書きます。
図面の段階で納まりが悪いところ、施工上注意が必要だと思われるところが浮かび上がってきます。
その時は別にもっと詳細な図面を書いて、うまく納まるように対処します。
図面をしっかり書くという事は、ボクから職人さんへの「こういうふうに作ってね」「ここ、注意してね」
という説明書のようなものだと思っています。
その説明書が、内容の濃いものでつじつまがしっかり合うものとなれば、現場で働いている職人さんの
疑問の芽を摘む(わからなかったから「こう施工した」を防ぐ)事が出来、結果としてお客様に
良質な建物を提供出来るものと考えています。
設計手間を省くことは経費削減にもなりますが、その完成度は外観も中身もかなりの違いが出る、という
自負を持って、今日も1本1本、線を重ねていきます。