外出自粛要請が出ているため、お休みは八幡平へ行っています。
スキー場も今季の営業を終え、静寂した八幡平。
普段であれば送別会や年度末のお疲れ様会、新年度に向けての買い物などで
何かと賑やかに過ごしているので、物足りなさを感じます。
コロナに関してはいろんな意見がありますが、今回の騒動で自分が変わったことは、
消費行動を「自分」にとって楽だから、とか単に「安い」から、という視点を変えて、
出来るだけ地元小規模のお店で買うようにしています。
消費を応援という考え方に変換し、少しでも自分の消費が身近で顔が見える
方々に微力ながら「応援」という形になればとの思いが芽生えました。
お陰で、そういう方々との交流も芽生え、心の触れ合いが生まれ、便利さや安さだけでは
得られない、心の充足感が得られるようになりました。
「利己的」から「利他的」に物事を考えると、元気が出てきます。
仕事では、遠方のお客様とはなかなか打合せが出来ず、もどかしい思いをしております。
メールや電話で、建築の説明をしようとしても、なかなかうまく伝えられず、そして気がつくと
専門用語を並べていることに愕然とし、一から書き直したり。
とはいえ、今、自分に出来る事は何か、と考えた時、お客様の想いや悩みを、打合せ時のお客様の
話し振りや表情を思い出してもっと掘り下げる事は出来ないか。
そして、それに気づいた時には新たなご提案としてお話しし、結果更に喜ばれる。
・この家を建てて本当に良かった
・この建物を建てて将来の展望が開けた
お客様の生活や人生において、自分の仕事である不動産を通して喜んでもらう、幸せになってもらう。
これがボクにとっての幸せであります。
不動産は人生の節目と関係が深いと思います。
結婚、出産、進学、引越し、相続
その大事な節目に、幸せのお役に立てる人間として精進する。
信頼を得て生涯のお付き合いをさせていただく。
そんな事を考えながら小さな事務所で奮闘しています。