オープンエア

首都圏を中心に新型コロナが再流行しています。

ここ岩手県は未だに感染者０で、多少意識の違いがあるとは思いますが、

それでもキチンとマスクをし、置かれた消毒液で手を消毒する方が殆どです。

予防の意識がしっかりしているのが岩手県の０たる所以なのだな、と感じます。

そんな情勢ですが、お陰様でボクは今後の見込みに向けて

忙しくさせていただいております。

T様邸は基礎工事の真っ只中。

連日の雨でしたが、ここ奥中山は奇跡的に霧雨程度。

お隣の方から伺ったところ、日曜日未明の大雨、そして日曜日夕方の大雨にも関わらず、

こちらはそこまで強く降らなかったそうです。

今週は配筋検査を受け、順調に進めば１回目の打設を連休前に行います。

普段のパソコン仕事から、現場に出かけるのは良い気分転換。

外の空気を吸うだけで気持ちがリフレッシュされます。

T様邸の管理を午前中で終えたので、午後からお中元を買いに市内のデパートへ。

デパートのお中元コーナー、今年は試食なし。入り口には非接触型の体温測定機があり、

モニターで体温が見られました。待合も椅子の間隔が確保されており、安心して買い物が出来ました。

その後、初めて木伏緑地の飲食街へ。

お昼を済ませた後だったので、フィッシュ＆チップス、生牡蠣（妻のみ）、ホタテ焼きをおつまみに。

ですが、最高のおつまみは、オープンエアでいただく環境です。

太陽ギラギラではなく、暑過ぎず少し蒸し暑い。そして風が吹くと心地よい。

つまり、ビールを飲むには最適なコンディションだったので、いただきました。

オープンエアに加え、席の間隔も確保されているので、こちらも安心して楽しめました。

散歩の途中で立ち寄るご夫婦、女子会、男子会。

老若男女が集まる賑わいの場づくりはとてもうまくいっていると感じました。

その足で「よ市」へ。

やっと通常に近い形でお店が並び、そして賑わいもありました。

こちらもマスクをしている方が殆ど。コーヒー豆、お菓子、プチトマトなどを求めました。

よ市の魅力は、歩きながら気になるお店を覗き、そこでお店の方との会話が生まれる。

お勧めの食材の食べ方を教わったり、このワインにはこんな料理が合うと教えてくれたり。

「新しい生活様式」とは、何も全てオンラインで済ませる事ではなく、今までの「過密」を

改める事では無いかと思います。

大都市の「過密」は、それだけでストレスです。

過度の行列、過度の通勤電車。大都市の風物詩的な「過密」を分散させ、適度な賑わいを目指す。

コロナを機会に、地方創生、分散の機会が生まれたと解釈して行きたいと思いました。

日曜日は取引先の方とゴルフを。

未明の雨もあって、とても蒸し暑いなかでのラウンド。

カートではマスクを着用し、暑さに拍車がかかりました。

＋３、＋５は、欲張った結果、招いたミス。

ですが年上の方からは「それくらいチャレンジしないとね、若いうちは」と慰められました。

２０代と７０代が一緒に楽しめるスポーツ。７０代が２０代に勝てるスポーツ。

昔は毛嫌いしていましたが、今はスポーツとして、そしてコミュニケーションツールとしての

ゴルフが大好きになりました。

終了直前、入道雲が湧き上がり、辺りが途端に暗くなり、空気が冷たくなったな、

と感じた矢先に雷と大雨。

夕立というより、スコールのような突然の大雨。

明らかに気候は変わってきていると感じます。

そういえば、国交相からの通達で、宅建業者に対して、ハザードマップの説明義務が追加される事になったそうです。

近年毎年各地で起こる水害。これから住もうとする土地がハザードマップで水害、土砂災害の危険区域にあたるのか。

これはボクが土地を探す際に必ず確認していた事で、「土地の目利き養成ツアー」でも資料として必ず用意しています。

前職の後輩が、探していた学区の土地が安かったのでそこに家を建てたものの、実は近くの川の氾濫区域に指定されている

事を後から知り、最近の豪雨や台風の際に家族がとても心配するようになった、という話を聞いて思いついた事です。

家族が安心して暮らすはずの家。家も大事ですが土地も大事。

事実を受け入れて建てるのと、後から知るのとではそのインパクトも大きく変わると思います。

まして最近の雨の降り方を鑑みると、後から知るショックは計り知れないものがあります。

最終的に決めるのはお客様ですが、その決定に影響が大きいであろう重要な要素として、

今まで調べてお伝えしてきて良かったと改めて感じました。