
先輩犬に先立たれ、少し元気がない愛犬です。
いつもいる存在が急にいなくなり、我が家、そしてボクも暫くはとても寂しい想いを
していました。
当たり前と思っていた事。
朝起きて皆んなで朝ごはんを食べられる事。
夜にはまた皆んなで夕ご飯が食べられる事。
何気ない日常が、実は多くの奇跡によって成り立っているという事を
旅立った愛犬に教わりました。
眠い目をこすりながら、毎朝欠かさず一緒に散歩をしていたこと。
雨の日や雪の日、少し飲みすぎた翌朝などは、正直面倒に思う時もありました。
夕方の散歩に合わせて仕事の予定を組んでいた時も、面倒に思う時がありました。
でも、その必要がなくなって初めて、それがいかに幸せであったか、面倒に思う気持ちがいかに
自分勝手な考えだったかを痛感しました。
後悔し、謝っても、時間を戻すことは出来ません。
愛犬が教えてくれた、その日その日を大切に過ごすこと、できる限り悔いの残らない
生き方を積み重ねて日々を過ごすこと。
突発的な感情に自身の言動を支配されない生き方へとシフトしていこうと思います。
「いってらっしゃい」や、「お帰り」を、ちゃんと目を見て気持ちを込めて発すること。
ボクの変化は、妻が出勤するときはハグを、またムスメが学校に行く時はハイタッチを
するようにしています。
最初は照れ臭かったですが、妻子が「もう勘弁して」と言うまで続けていこうと思います。
さて、弊社では12月30日から1月5日まで冬季休暇とさせていただきます。
ボクはお陰様で31日まで仕事をさせていただきます。
年末の寒波が心配ですが、きっと神様が、遠出はせずに家でゆっくりと過ごすよう、
促しているのかもしれません。
本年も大変お世話になりました。
どうぞ良いお年をお迎えください。