蒸し暑いな、と思えば、突然大雨が降ったりと、不安定なお天気が続きます。
熱海では大規模な土石流が発生し、被害に遭われた方もいらっしゃるようです。
心よりお見舞い申し上げます。
ボクは「土地の目利き」という講座を行ったことがあります。
行政がつくるハザードマップを用意し、何らかの警戒区域に入っているかどうかの確認、
そして、敷地周辺を歩いたり、近隣の景観を見たりして、何か注意すべき点は無いかを
一緒に探るものです。
100%安全で、自分の好みの場所で金額的にも納得。そのような土地と出会う事は難しいか
もしれませんが、そこに住む、と決めた際に何に注意するべきかを考えて備える。
そういった心の準備がどこの場所にも必要になってきていると感じます。
A様は窓を取り付け、防水シートを貼り、いよいよ外壁を貼り始めました。
思えばA様も、万が一の際、窓から逃げられるように、という事で、窓の1箇所を
引き違い窓に変更しました。
デザイン重視で小さめの窓、全開しない窓などが多用されています。
小さい窓は防犯には有効です。
道路に面する壁、敷地に対しての家の配置、プランニング。
これらを勘案して、防犯、換気、採光、避難、それぞれの役割を担う
窓の配置を考えて行くことも今後は重要になってくるのかもしれません。