八幡平の事務所の紅葉も紅葉真っ盛り。
朝夕の冷え込みが厳しいとくっきりと赤みが増します。
屋根と外壁の塗装改修工事。
ついでに薪ストーブの煙突の様子も確認。
標高が高く、積雪が多い地域は市街地より劣化が早いと感じます。
とはいえ築13年での塗装は適切な時期なのかもしれません。
こちらは軒天井の張り替えの現場。
お風呂付近、北側が劣化が早いです。
原因の1つとして、室内からの湿気、そして屋根の熱環境からの
結露が軒に滞留するためだと思います。
軒の出ない家は尚更、通気工法を適切に、効率良くしてあげなければ
知らない間に家が傷みます。
大規模事業者様のプチ改修。
不特定多数が利用するので、傷みやすい箇所に対策を、というご要望です。
万が一体がぶつかっても、怪我なく壁を守るように角にコーナーガードを設置しました。
既存の色に合わせて部材を手配したので、違和感無く壁を守り、また既に出来た傷を隠す事ができました。
軒天井を工事したお宅のおばあちゃんは、とても優しく、
大工さんはもちろん、作業をしないボクにもお菓子やらジュースやらを
用意していただきました。
「雪が降る前に直してもらって良かった。ありがとう」
この言葉だけでも報われます。
こういう些細でありながらも暖かなやりとりで、その日を幸せに過ごす事ができます。
やはり、対面でのコミュニケーションが大事であり、そして好きです。