先週末はお世話になっています建材業者様の研修旅行に参加。
青森県の美術館巡りです。

まず向かったのは「弘前れんが倉庫美術館」へ。
酒蔵として利用してた倉庫を建築家田根剛さんによる
設計でリノベーションされた美術館です。

展示も近代的なものが多く、刺激を受けます。
併設のショップではさりげなく真空管アンプを使用していました。
続いては旧東奥義塾外人教師館へ。
外国人教師向けの住宅、図書館を拝見しました。
やはり時の積み重ねが出来る建物は素晴らしいです。

当日の最後は青森県立美術館へ。
奈良美智、棟方志功の作品が多数。
岡本太郎が青森の文化に触発された理由がわかる気がします。
この日は青森市内に宿泊。


弘前のりんごを使ったスープのランチ
青森の新鮮な海の幸満載の宴会料理
特に魚介に関しては盛岡では味わったことのない
美味しさでした。

翌日は青森公立大学の国際芸術センターへ。
安藤忠雄さんの設計で、ランドスケープに埋め込まれる、をテーマに
設計された施設です。
雪国ならではの懸念も見受けられますが、安藤さんにとっては
「それは諦めてくれ」ということなのだと思います。
芸術性と耐久性(維持管理)
両立させるのは至難の技なのだと感じましたが、個人の財産たる住宅は
耐久性を疎かには出来ません、というのがボクの考えです。

最後は十和田市現代美術館へ。
何度か行っていますが、新しい展示がありました。

美術館巡りの楽しみの1つが、併設されたショップでの買い物。
弘前と青森、十和田それぞれの美術館でムスメに文房具を買いました。
建築家がロゴデザインやブランディングに関わる事が多くなっており、
グッズには欲しいものがたくさんありました。
最後は十和田名物バラ焼きで締め。
これだけたくさんの美術館を巡るのは初めてで、
とても充実した研修となりました。
(株)北洲様、ありがとうございました。